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ポーランド日記

ワルシャワに来ました。

5月11日

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5月あたまに、引っ越しをした。

4月の30日に新しいフラットメイトから鍵を受け取り、スーツケース2つ分とちょっとの荷物を2回に分けて地上4階の部屋に運んだ。エレベーターはなし。1回目は、たまたま来たフラットメイトの彼が運んでくれたが、2回目はおよそ20キロのかばんを4階まで自力で休み休み運ぶ。部屋に到着すると、思った以上に物がなく、布団だとかカーテンだとか物干しだとかを2回ほど郊外のイケアに通って物資をそろえる。学生だった先の住人が、ベルリンの大学院へ行くために引っ越した後に入ったので、布団やら持っていけるものはほとんど持って行ってしまったのだ。

私が越してきたマンションは大きな公園に隣接している。いや、ほとんど公園の一部にある団地、といってもいいかもしれない。

目の前には何とか運河と呼ばれる小規模な川というか大きなため池みたいなものがあって、それに沿った歩道を散歩する人とかジョギングする人が往来している。この一帯には大使館がたくさんあって、日本、韓国、英国、インド、スペインの大使館が徒歩圏内にある。というか、英国大使館に至っては私の住むマンションの隣りに位置する。公園を歩くと小径から英国大使館の裏庭が見えるが、さすがガーデニングの国、裏庭が美しい。というか、裏庭の存在そのものがまったく英国的。

近くにはレギア(LEGIA)というワルシャワを本拠地にするサッカーチームのホームスタジアムがあって、先日試合があった日にはサポーターがバスを埋め尽くし、歓声のうねりが地鳴りのように響いてきた。

そんなところで、生活を始めた。

といっても私は相変わらず準ひきこもりみたいな生活をしていて、見かねたフラットメイトのモニカに「せっかく外国に来て生活しているんだからもっと出かけていろいろな発見をしなさいよ!!」と怒られた。おっしゃるとおりである。しかし私は家で仕事をすることが多いし、もともと家で本を読んだりアニメを見たりするのが好きなので、すてきな住環境を手に入れてうきうきと引きこもりライフを享受するばかりである。とは言うものの、そう言われた後はそそくさと散歩に出かけた。

ポーランドの春、夏は短い。

本当は、このシーズンに勝負をかけるがごとく出かけるべきなのだ。冬は氷点下零度を下回り、陽は短く、嫌でも引きこもるしかないらしいから。でも、窓から見える公園はなかなか美しいし、陽も長く、部屋でビールを飲みながらぐだぐだするのもまた至福。