ポーランド日記

ワルシャワに来ました。

すごいよ日本旅券

旅行が好きだ。

 家族や数少ない友人とも行くし、一人でも行く。 

 

と思って思い返してみたら、今まで一人で行ったのは、台湾だけだった。 

 

単身で、現地にいる友人に会いに行く、とか 

途中まで単独行動で、のちに合流、なんかが多い。 

友人あらば、私はいろんなところに飛んで行く。物理的に。 

 

今年は、せっかくだから欧州の 

昔行ったところへも、新しいところへも、 

行ける限りいろいろなところへ行きたい。 

 

私の周り(大学時代を除く)には、あまり海外へ行くことに興味がない人が多い。 

パスポートなんて手にしたことない人も少なからずいる。 

あるいは、行きたくても実際に「行く」までに踏み切れない。

日本人は、忙しい。 

 

知らない人も多いかもしれないが、 

日本旅券は世界屈指の最強のパスポートである。 

かなり多くの国にノービザか、 

あるいは形式ばかりの簡単な申請や、お金を払うだけで入国することができる。 

 

これは日本国籍だというだけの理由で、 

かなりの国際的信頼を得ているということだ。 

 

これは他の国の人がビザで苦労するのを見て、知るようになったことだ。

ただの旅行なのに煩雑な公的書類を用意したり、

預金残高を提出したりしなくてもいいし、

出国前に、渡航先の大使館に面接に行かなくてもいい。

それまで何の謝意も感じずに使っていたパスポートだが、

実はこいつ凄いんだ…!

持ってたクレジットカードが

はじめからブラックカードしかも年会費無料!みたいな。 

 

この信頼はもちろん、日本の経済力や、 

これまでの国際協力やら、細かいことまでいけば個人的な交流などから 

先人が積み上げてきてくれたものだ。 

私なんかは何一つ貢献していないのに、それを甘んじて享受しているのは、 

たいした額の税金も納めていない者としては恐縮しかない。 

 

が、ありがたく活用する。 

 

とりあえずアイルランドに行きたい。 

 

私は8年ぐらい前に、アイルランドに滞在していたが、 

帰国して以来一度も訪れていない。 

 

アイルランドの首都ダブリンの語学学校に通っていた。 

 

私は、昔からものすごく方向音痴で、地図もうまく読めない。 

旅行好きとしては致命的であり、

不思議なくらい道に迷う自分に苛立ちさえしたけれど、 

しょうがない。 

そこで私は、暇だったし、街中を歩きまくった。 

ダブリンの中心部は、そんなに広くない。 

地図が要らないくらい、

だいたいの道を把握するぐらい、とにかく歩きまくった。 

けっこう寒い時期で、トイレが日本のようにどこでもあるわけではなく、 

膀胱炎になりかけながら、ひたすら歩いた。 

地図が読めないなら、、、道を覚えるしかない。 

 

かなり原初的な対処策だが、むべ道には迷わなくなった。 

 

 

いまでも頭の中にダブリンの中心街の地図は、けっこう失われずに残っている。 

大きな通りの名前とか、どこにどんな店があるとか、 

細い路地とか、不思議と細かく思い描ける。 

 

それが、どのぐらいちゃんと残っているのか、はたまた 

私の記憶は思い違いなのか、街がどのぐらい様変わりしているのか、 

 

行って確かめてみたい。 

 

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