ポーランド日記

ワルシャワに来ました。

自己紹介

 なにはともあれ、自己紹介を。

 

どこにでもいる日本語教師で、28歳。

この3月まで東京の日本語学校で働いていて、その前は2年間ベトナムで日本語を教えていて、2年前の4月に日本へ帰ってきた。

 

 大学生の終わりごろ、他の人々と同じように少しの間いわゆる就職活動のようなものをしていたけれど、なんだか途中で「こりゃ違うな、」と思ってやめてしまった。

しっかりとした「将来設計」を立てずに大学生活を謳歌するともなく過ごしてきて、場しのぎ的に生きていたツケが来たといってもいいかもしれない。

とくにやりたいこともなかったし、それが悪いことだとも思わず、普通に生活するために会社員になるんだろうな、と思っていた。

んだけど、就活はあまりうまくいかなかったし、畢竟、当時の氷河期の就活戦線を乗り切る自分は全く想像ができなかったので、しょうがない。

私は当時、まだ就職すらしていないにもかかわらず「適当にしばらく働いてお金を貯めたら、仕事を辞めてワーホリに行くなり、日本語教師になるなりしよう」と目論んでいた。外国へ行くことが、外国で暮らすことが、好きだったのだ。

しかし、就活にとっとと挫折して「会社員」として働くかもしれない可能性に見切りをつけ、その「しばらく」を待つことなく、おとなしく「日本語教師養成講座」に申し込んで、日本語教師になることにした。

 

もともと私が「日本語教師」という、日本語を母語としない人々に日本語を教えるという仕事に興味をもったのは高校生の時で、大学もそれと関わりのある学部を選んだのだった。

 

というか、ふと、日本より海外で働くほうが気楽だと思ったのだ。

私は外向的な性格ではないし、大勢とワイワイするのが苦手な典型的な陰キャだけど、なんとなく外国に興味があり、海外に出るのが好きだった。

もしかしたら「海外に行くような、外国人と関わりたがる人間は、社交的でパーティーやクラブをこよなく愛す人種」だと思う方もいるかもしれない。

 私はまさにその対極にいるような人種だが、留学やら旅行やらで体験した、海を隔てて日本の向こうにある国々の、まるで自由な、いい加減な、「我が国の」規格を軽く超えたすべてが私には面白くて。私は能天気な性で、臆せずに出かけては、阿呆で不注意なために、いろいろな失敗をした…にもかかわらず、懲りずに度々外に出ようとする。もう性癖みたいなものだ。

 

今回、ワーキングホリデービザを取得した理由は、

このビザ、年齢制限があって、私は現在28歳、今年で29歳になる。

国によって異なるけど大体が「30歳の誕生日を迎えるまでの申請」が規定となっているから、行ってみようと思ったのだった。

のちに知る、いわゆる「ギリホリ」であった。(ギリギリ・ワーキングホリデー)

 

なぜポーランドか、というと、「日本語学校や日本語学習者が他の欧州諸国より多いようだったから。」ちゃんと数や現状を調査したわけではないけど、情報弱者の私がネットで調べた限りによる。ポーランドは行ったことないけど。

 といういい加減なスタンスから始まる。

 

学生時代にチェコとオーストリアに旅行して、東欧の、西欧とはちがう素朴でぼんやりとした雰囲気に惹かれたのもある。すごく良かった。それにそれに、物価も安い。

 

「ワーキングホリデービザ」はその名の通り、働いてもいいし(規定あり)、遊んでもいいし、勉強してもいいし、なんなら、何にもしないでそこにいるだけでもいい、なんでもビザ。オーストラリア、カナダなど英語圏のワーホリ人気国なら、日本人も多く情報も得やすいしアルバイトも見つけやすいらしい。そうしてワーホリを楽しんでいる友人も何人もいる。

 

 私は今回、一応のこれまでの職歴を活かして、オンラインで日本語を教える仕事をしながらポーランドに滞在する予定で、チャンスがあれば、現地の日本語学校、学習者にも教えてみたいと考えた。

 

ぼんやりとワーホリへ行こうと考え出したのは去年の9月ぐらい。

オーストラリアかカナダかドイツか、オーストリアか…諸国悩んで、結局

ポーランドに決めたのが…去年の12月。。。え?遅すぎる?笑

 

 

いい加減さに定評のあるわたくしが、今後もいい加減な記事を落としていきます。

 

以上、自己紹介でした。